CdLS Japan 翻訳ニュース 2002 年 3 月号

原題:Grief「悲痛、悲嘆」

障害をもってこどもが生まれた場合、深い悲しみのプロセスを経ることはごく当たり前であるということを覚えておくことが重要です。しかしながら、両親や他の家族が、怒り、罪悪感、否定、そして悲しみを経験したとしても、これらの感情が、必ずしもこのシンドロームを持った誰かを愛することを邪魔するとは限りません。 あなたが悲痛な思いから救われる努力をしたとしても、その存在を認めることを拒絶したとしても、なるようになるでしょう。おそらく急速には無理でしょうし、しばしば痛みを伴いますが、それはきっと起こります。

CdLS 財団の科学顧問評議会(*SAC)のメンバーは、診断を受けて悲嘆に暮れる両親が彼ら自身で、また家族の中で発生すると予想できる情動的な反応について詳細に述べています。

 

はじめの反応はショックです。誰ひとり自分のこどもが障害を持っているという情報に対し準備ができている人はいません。それがどんな形で知らされようとも。それはすべての親たちが最も恐れる現実です。

 

「わたしのあかちゃんは何かが違うの?」しかしながら、「ショック」は、初期の段階で湧き起こる痛みの感情と、こどもの障害を知ることで生まれるトラウマ(心的外傷)から人間を遠ざけ、保護することができます。

 

両親たちに共通して見られる他の感情として、「否定」があります。」ショックの感情のように「否定」は、はじめの衝撃を鈍らせ、人々(家族)が、一体になるために必要な時間を与えます。

 

両親が診断について不信感を言い表したり、あるいは、「医師がもう一度赤ちゃんが正常であると診断してくれるだろう」という希望さえ抱くのは普通のことです。

 

何組かの家族は彼らのこどもが障害をもっているという考えを払いのけるための試みとして、長期にわたり絶え間なく医師の見解を追い求めていくでしょう。憤り(いきどおり)、苛立ち、失望感のような怒りの感情はごく当たり前のものです。

 

それらは無力感、挫折感、そしてコントロールできない感情に起因しているのかもしれません。家族 自身がその障害に何らかの責任があるのではという罪悪感、確信に加えてともに悲嘆のごく正常な